大会情報

R.O.M.A.N. ZERO R.O.M.A.N. ZERO

大会概要

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対戦カード

(旧バーリトゥード)
時間無制限 / 74.8kg
ウィル・チョープ      Lose    vs    Win      渡慶次 幸平
1R 1:55 TKO (レフェリーストップ)

【見どころ】

ミャンマーの国技でありベアナックル(素手)でのパンチに加え、金的/頭突きまでが解禁された世界一過酷な格闘技“ラウェイ“。そのラウェイの元王者である渡慶次が更にグラウンドや指関節までもが許されるラウェイ以上に危険な究極ルールに挑む。

対するは日本でも活躍したウィル“ザ・キル“チョープ。ウィルは渡慶次と同じくラウェイを経験した元UFCファイターである。

彼の適正階級においては破格の194センチという長身を誇り、その手足から繰り出される打撃の殺傷能力は“恐怖“のひとこと。

危険を愛する2人が武道発祥の国日本でROMANの究極ルールの下相対するのは運命か。
『打撃ありルールの試合はこれが最後』と言う渡慶次が宿敵ウィルとの戦いの果てに有終の美を飾るのか。それともウィルの凶暴な打撃がそれを許さず全てを打ち砕くのか。

時間無制限の完全決着ルールである以上、最後に立っているのはどちらか1人。
2024年10月14日
武道/格闘技/決闘の新時代の扉が開かれる。
瞬き厳禁。
時間無制限 / 無差別
ゲイ・ババカール      Win    vs    Lose      水口 清吾
1R 0:18 TKO (タオル投入)

【見どころ】

DEEPを主戦場に「誠悟」のリングネームで戦う百戦錬磨の水口と、セネガル相撲のトップコンデンダーで『UFC王座を狙える逸材』とプロモーターも太鼓判を押す逸材、“チャティヨフ“ことゲイ・ババカールの対決。

セネガル相撲では素手での打撃が許されておりR.O.M.A. Rulesとの親和性も高く、実力を発揮しそうなババカール選手。
怪物ババカールがその実力を世に知らしめるのか、水口の経験と技術がそれを上回るのか。
(道着着用MMA)
5分 2R / 65.8kg
松本 大輔    vs    清水 俊一
2R 判定 ドロー

【見どころ】

彼らの辞書に“膠着“の文字は無い。
名選手/名勝負を数多く輩出するZSTの代名詞であり理念の《回転体》を体現する両選手。
そんなZSTが生んだ戦いのアーティストたちが新天地ROMANで激突。
場所(団体)やルールを選ばずに戦い、常に挑戦し進化し続ける2人がROMANCOMBATの道を切り拓き歴史を創る。
5分 2R / 80.0kg
チアゴ トサワ      Lose    vs    Win      西村 刀
1R 1:28 TKO (レフェリーストップ)

【見どころ】

北海道を拠点としたMMA団体、PFC第2代ミドル級王者“カタナマン“こと西村刀(IMPACT所属)。
MMAチャンプの実力に加え柔術全日本選手権青帯優勝の肩書きもあり道着への対応も死角なし。
対するチアゴ・トサワ(Impacto Japan BJJ所属)はASJJFランキング、マスター1黒帯1位の強豪柔術家であり
・MMAの経験で勝る西村
・柔術の経験で勝るチアゴ
中立とも言える道着MMAの戦いでどちらが優位に立つ(インパクトを残す)のかに注目したい。
5分 2R / 65.0kg
溝口 博章      Lose    vs    Win      村山 大介
1R 3:44 一本 (腕十字)

【見どころ】

『何時でも、何処でも、誰とでも』を信条とする溝口は呼ばれればどこにでも戦いに赴く生粋のファイター気質。
荒削りだが生き様をぶつけるような彼のファイトは常にオーディエンスの魂を揺さぶる。
対する村山はブラジリアン柔術茶帯を巻き海外のアマチュアMMA大会にも挑戦するなど豊富な経験を持ち、派手さはないが冷静沈着。
緻密に計算された堅実なテクニックでいつの間にかバックを取り相手を眠らせる“サイレントアサシン“の異名を持つ。

村山有利の声は多いが不確定要素が多い新ルールの戦いに於いては閃きやメンタルが左右する部分が大きく溝口が下馬評をひっくり返す可能性も十分にある。

“常在戦場“の溝口か。
“質実剛健“の村山か。
5分 2R / 71.5kg
深澤 新      Lose    vs    Win      柿原 昇汰
2R 判定 (0−3)

【見どころ】

海外で柔道の指導者として活動してきた深澤は帰国後、自身を向上させる為の新たなチャンレンジという目標と同時に《柔道家としての誇り》を胸に柔道家の道着MMAでの強さを証明したいとの考えから参戦を決意。
『一流柔道家ではないですが…』と謙虚な深澤だが一流選手が他競技で必ず輝くかと言えばそうではなく、逆もまた然り。深澤が花開く場所は道着MMAの可能性もある。

柿原はまだ3戦のプロ戦績ながら全てをフィニッシュで終わらせるというパーフェクトレコードの持ち主で新人でありながら既にある種の格闘家としての色気やオーラを放っている。
柿原には柔道経験もあり道着の対応も出来る事から、打撃ありルールデビュー戦の深澤には厳しい戦いが予想されるが、ROMAN旗揚げ戦に懸ける並々ならぬ想いを日々SNSで投稿する深澤の決意と意志の力がそれを覆すのか。
5分 2R / 61.2kg
小松 凌介      Win    vs    Lose      大西 真矢
1R 1:15 一本 (十字締め)

【見どころ】

柔道をベースとする小松はトライフォース赤坂(JTT)で練習を積みながら吉本興業の若手芸人としても活動中という異色の肩書を持つ。
色物と思われそうな経歴ではあるが、そのバネとセンスと一本を取る嗅覚は本物。

大西は青帯ながらアジアとワールドの両マスター部門を制した実力者であり、ブラジリアン柔術の競技経験者なら彼の偉業が理解出来る筈だ。
国際大会で4試合から最高で5〜6試合を勝ち抜き表彰台に上がる色帯の強さは並の黒帯を上回る。

ブラジリアン柔術的な緻密な戦いになれば大西有利と思われるが、打撃の展開や小松の投げから繋げての極めなどが炸裂すれば勝敗はわからない。
5分 2R / 102.1kg
関澤 寿和      Win    vs    Lose      土屋 茂樹
1R 2:04 TKO (レフェリーストップ)

【見どころ】

自身が主催するチーム“ねわざワールド蓮田“の看板を背負い打撃アリルールに初挑戦の関澤。
その実力は未知数ながらROMAN参戦に賭ける並々ならぬ想いがあり、当初は柔術マッチを希望するもマッチメイクの都合上運営からMMAルールへの変更を提案したところこれを快諾し参戦が決定。

一方の土屋は日本人として初めてヒクソン・グレイシーと対戦した伝説の男“北斗の覇王“こと西良典が創始した和術慧舟會からの刺客。
ベースにレスリング経験を持ち様々なMMAや異種格闘技を経験している土屋にはルール的に一日の長があるか。

ど迫力のヘビー級対決は、道場長として看板を背負う関澤の覚悟が勝るか、土屋の経験が勝るか。
重量級のぶつかり合いに期待。
(ROMAN柔術ルール)
7分 / 78.5kg
柳井 夢翔    vs    森戸 新士
1R 判定 ドロー

【見どころ】

階級と世代を越えたブラジリアン柔術国内トップ選手による夢の対決が実現。
ブラジリアン柔術のモダンテクニックや戦略を知り尽くした両者がROMANのヒールフックやスラミンングが解禁され、袖や袴の中を掴む事も許される、より自由度の高い新ルールでいかなる戦いを見せるのか注目である。
新ルールならではのテクニック/戦略/が見られる可能性が高い試合。
7分 / 74.8kg
大浦 マイケ      Win    vs    Lose      寒河江 寿泰
1R 3:40 一本 (十字締め)

【見どころ】

足関節を中心に試合を組み立てる寒河江にとってヒールフックやニーリーピングに制限がなくスイープが評価の対象にならないROMAN柔術はブラジリアン柔術よりも実力を発揮出来るルールであろう。
一方オールラウンダーのマイケは
常にいかなるポジションからも攻め続け派手なムーヴで見る者を魅了する事が出来る技巧派で天才肌の選手。

・多彩な攻めを持つマイケか。
・いかに追い込まれようとも全てをひっくり返す武器を持つ寒河江か。

余談だが、次回大会以降での道着MMA参戦に興味を示すマイケと、掌底での攻撃があるコンバット柔術にもチャレンジして来た寒河江。
柔術やグラップリングという得意分野のみならず、そこから一歩を踏み出し強さを追求する彼らの姿勢が試合内容にも現れる筈であり、職人VSファンタジスタの対決は今大会大注目の一戦である。
7分 / 61.2kg
江木 伸成      Lose    vs    Win      鍵山 士門
1R 3:23 一本 (腕十字)

【見どころ】

今大会柔術マッチメインを務める森戸率いるLEOSから参戦の江木は、国内/外を問わず、柔術/MMAでも活躍する選手で柔道経験もあり、今大会前には海外で大幅に体重超過をした選手相手に敵地で勝利するなどメンタルの強さを証明し勢いに乗る選手。
その幅広い格闘技経験からROMANの新柔術ルールにも難なく対応する事間違いなしであり今後道着MMAの試合も見てみたい期待のオールラウンダーである。

一方の鍵山は彼の話題が出る時、必ずその端正な顔立ちと彫刻のような肉体美が噂になる男で、彼を知る多くの柔術家たちは皆異口同音に『スラミングが解禁された鍵山は恐ろしい』と彼の背筋力に言及。

BJJのトップ選手でありながらBJJでは厳しくし使用が禁止されるスラミングを恐れられるとは興味深い。
鍵山は真の適性があるルールに巡り合ったのだろうか?
世界の柔術の本流であるブラジリアン柔術とは違ったROMAN柔術ならではの展開が見られそうな一戦。
7分 / 60.25kg
橋本 真吾      Lose    vs    Win      渡部 修斗
1R 判定 (0-3)

【見どころ】

長く試合から遠ざかりながらも中部の名門道場を渡り歩きその技を磨き続けてきた《影の実力者》
橋本が遂にそのベールを脱ぐ。
現在の橋本の所属HOMIESを率いる細川顕は数少ない殿堂入を果たした偉大な柔術家であり、その弟子の高杉魁は全日本とアジアのアダルトを制した日本を代表するテクニシャンの一人。
最高の練習環境に身を置きながらも近年試合をしていない=動画や戦績などのデータが無いというのは対戦相手からすれば非常にやり難い不気味な相手とも言える。

対する渡部修斗は格闘技ファンならば誰もがその名を知る国内のMMA/グラップリング/柔術シーンで活躍する有名選手であり一本を量産するそのファイトスタイルは見るものを魅了する。
順当に行けばコンスタントに試合をし続けている渡部有利だが、柔術歴と経験で勝る橋本が何かを起こす事にも期待したい。

陽のあたる道とあたらない道。
それぞれが歩んだ異なる格闘人生がROMANの新柔術ルールで今交わる。

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株式会社SALT 代表取締役 須賀大介

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